第二次大戦下の北アフリカ戦線。従軍記者アーニーは、ウォーカー中尉の指揮する米軍歩兵中隊と行動を共にする。カッセネリ峠の激戦で敗北した中隊は、やがてイタリアに転戦。シシリーやサレルノ、カッシーノの戦いに参加する。戦闘の合間でアーニーは兵士たちの悩み、苦しみを見続けるが…。
第二次大戦で活躍した従軍記者アーニー・パイルの実話小説を、空軍出身のウィリアム・A・ウェルマン監督が映画化。記者の目を通した戦場の非情さがリアルなタッチで描かれる。アカデミー助演男優賞にノミネートされたロバート・ミッチャムの出世作で、ミリタリー・ファンには往年の人気テレビドラマ「ギャラント・メン」(62-63)のルーツとしても知られる戦争映画の秀作。
1945年度アカデミー賞 助演男優賞ノミネート
1945年度アカデミー賞 脚色賞ノミネート
○1945年アメリカ映画(レスター・コーワン・プロダクションズ製作)
○1953年日本公開作品(配給:映配) |