若き男女4人の米人ドキュメンタリー撮影隊が"緑の魔境"が広がるアマゾン奥地を探検中、消息を絶った。人跡未到のジャングルに派遣された捜索班は、数々の奇習が残る食人族の村で、無残にも白骨化した彼らの遺体を発見する。一体、何が起こったのか?持ち帰った遺品フィルムを上映すると、そこには想像を絶する血塗られた記録が刻まれていた。
人間が人間に狩られ、犯され、切り刻まれて食される――。正視にたえない悶絶ショック! 地獄絵図のつるべ打ち! 悪名高きイタリアの奇才ルッジェロ・デオダート監督が、人類最後のタブーであるカニバリズムに正面から挑戦。衝撃スクープ映像を捏造すべく、悪魔のような蛮行を繰り返す撮影隊の末路を冷徹なリアリズムで描写し、文明の皮を剥ぎ取って人間の恥部を容赦なくえぐり出す。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をはじめ幾多の作品に大きな影響を与え、現代のメディアリテラシーにも一石を投じる、残酷モンド映画の決定版だ!
○1980年イタリア映画(製作:F・D・チネマトグラフィカ)
○1983年日本公開作品(配給:20世紀フォックス) |