第2次世界大戦真っ只中の1942年、連合軍はノルウェーのドイツ空軍基地を攻撃するために、アメリカとカナダとの混成による特殊部隊の編成を決定。アメリカ陸軍のフレデリック中佐がその指揮官となった。エリート集団のカナダ兵たちと、軍紀違反のはみ出し者ばかりが集まったアメリカ兵たちとは、反目し合いつつも猛訓練を重ねるうちに戦友として認め合っていく。ノルウェーの情勢が変わり、一度は解散の危機に迫られた部隊も、フレデリックの訴えでイタリア戦線に投入されることとなり、ついにドイツ山岳要塞への奇襲作戦が始まる。
アメリカ軍内に実在し、後のグリーンベレーの前身でもある「第1コマンド部隊」の誕生秘話を、アクション派の巨匠アンドリュー・V・マクラグレンが監督した戦争スペクタクル映画の痛快作。落ちこぼれとエリートとの対立と友情や、戦場における男同士の絆の素晴らしさが骨太に描かれ、特殊部隊らしい、型破りでトリッキーな戦いぶりも見どころ。
○1968年アメリカ映画(製作:ウォルパー・ピクチャーズ)
○1968年日本公開作品(配給:ユナイテッド・アーチスツ)
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